田辺エージェンシー所属。
日本の「お笑いBIG3」の一角を担う。
本名は森田 一義(もりた かずよし)。
影響力大
しし座太陽、水星、冥王星
影響力中
ふたご座火星
ホロスコープ占い
極めて珍しい貴重なホロスコープです。太陽はもちろん重要ですが、みずがめ座月が全体のコントロールセンターとなっています。太陽は自我の塊みたいなもので、自我という本来の自分をさらけ出しているようなものです。太陽こそ私自信です。
太陽がノーアスペクトですと、無味乾燥な白飯状態と言えます。それでもいいと言う人はいるでしょう。そこにおかずや、ふりかけといった脇役があるから、ご飯がすすんで美味しいと感じるのです。
月がメイン
しかし月が主役なので、メンタルや情緒的なセンシティブな独特の感性があります。それもみずがめ座の月なので、世間とはズレた感覚の持ち主です。ですから、他の人とはまったく違った感性と違った先進性をもっています。もしこの感性を生かせなければ、才能を持て余した変人となるでしょう?才能とは自分自身で発見することと、他人から発見されるというパターンがあります。
天賦の才能と妬む世論
タモリさんは、自分から「俺っておもしろいんじゃないか?」と発見しました。数々のギャグは虐げられた幼少期の反動に遡るのです。さらに木星のアスペクトがあるのでエキセントリックなメンタルに幸運と恵みを与えます。
しかし、日常生活において世間から目立つことをすると、世間はすぐに叩く傾向にあります。叩く理由はあるようでないのです。ただ目立つ人に自分の不満をぶつけたいだけの、幼稚な嫉妬からくる心理なのです。ですから、中途半端な人たちにとって、かっこうの叩く材料になります。
地球を離れて?成層圏に行けば、誰も何も言わず無敵の存在となります。遥か彼方で見えないわけですから、叩きようがありません。
その一例として、大リーグへ渡米した日本選手たちです。最近では、元皇室の人が世論のバッシングを逃れて、自由に生活を満喫しています。中途半端だと、彼らの標的にされてしまいます。それがタモリさんの才能です。そのパワーはふたご座の火星があると、機敏で速攻性のある思考となり、とっさのアドリブがその状況に適している、行動と言動の一致があります。だから周囲は一目置くのです。
風船おじさんのように、「なんとなくアメリカに行けるんジャマイカ?」ふわふわと飛行するのではなく、スペースシャトルに乗って、3,2,1でズドドーンと一気に常識の成層圏の壁を突破するのがタモリさんです。
現実的には天才漫画家赤塚不二夫先生にギャグの才能を認められたのが、タモリさんのサクセスストーリーの始まりです。やはり天才には、天才を見抜く力があるのです。このキッカケがなければただの「変なおじさん!?」危険人物になっていた!?
タモリさんのナゾ?
タモリさんはなぜ?エキセントリックなのか?それは冥王星と強い影響にあるからです。冥王星には、未知、破壊、再生、滅亡と社会や人をそれまでの生き方を一新するような力があります。それは植物が1年を通して再生と死を繰り返すように、もっと広大な影響力の大きい破壊力です。人の細胞も再生して死してその繰り返しで生きています。
太陽と水星の合は、知的な意味になり、しし座の水星は向学心や、知識欲、博識になります。しし座月は活発なので、図書館や教室に飽き足らず、自分の目と足で知識を深めます。彼らにとって知識とは?体験することなのです。寺山修司氏の「書を捨てよ街に出よう」スタイルなのです。そして、体験に基づいた知識を得たいという、火象星座特有のアグレッシブな行動力があります。
根底にあるプライドとポリシー
本来はしし座太陽なので「オレがオレが一番!」と思っています。しし座太陽は常に目立ちたい、噂になりたい、中心になりたい、という自尊心のオーバーな人なので、とかく目立たないと生きていけません。ひっそり生きていくのは大の苦手です。さらに周囲がひいてもビクともしません。それが本質だからです。
そして一生を通じて性質は変わることはありません。この本質を無理やり変えさせようと矯正すれば、歪んで障害となります。最悪の場合自死する人もいるでしょう。例えて言うなら、人は盆栽ではないのです。盆栽なら見栄えを良くしようと、当て木をします。
その当て木のセンスで価値がまったく変わり、評価も変わります。しかし盆栽的には、迷惑な話で、伸びたい方向があるにも関わらず、無理やり矯正されるわけですから、たとえ美しくキレイで高価になっても盆栽にとっては、奇形なのです。
美しさの奇形は、評価の別れるところですが、本来の美とは自然な物なのですから。自然の中にある美しさ風光明媚こそ美です。
微妙な幼少期
幼少期において、家族との関係が微妙な関係だったと推測されます。特に父親との関係性が強く、その影響は成人してもつづくことになります。幼少時においてその結果成人後に、ストレス性による抑圧が起こり、自分の素直な本心や感情を押し隠すようになります。率直な気持ちや、感情を表現したら、人から拒否されるかもしれない?という恐れと恐怖から、人前で素直な感情を表すことができません。
異性への奥手意識
さらに禁欲的な女性への態度があります。素直になれない性格で本当に好きでもキライなそっけない態度をしてみたり、どうしても素になれない。それが幼少時のトラウマとなっているのです。かに座土星と金星の合は、沈みがちな感性です。女性においても奥手であって慎重です。
芯の強さエナジー
しかし、しし座なので心底ではメラメラと燃える闘魂がある。どんな状況にあろうと突破力があるので、トラウマとなった過去においても突然、決別して目覚めてしまうのです。それは、ほぼ満月の生まれだからです。満月とは?豹変、変化、ノーコントロールなので、満月生まれの人は、オオカミのように変身します。
オオカミとまでは行かなくても、性格が180度変化するとか、別人のようになったり、離婚したりします。それがクセになりがちです。
アングラなお笑いとマニアたち
自分との葛藤の中で、あまり社交的では無いにも関わらず、相当な努力してきた後が見えます。タモリさんの密室芸は、当時マニアから絶大な人気を得ていました。よしもとや欽ちゃんやドリフやひょうきん族にもない、ピン芸人のマニアックな笑いでした。
時代が後押しして、タモリさんはお笑いの一角に君臨しました。そして様々なお笑いを育てたフジテレビの名プロデューサー横澤氏がいました。木星のラッキーとは、人との出逢いがあります。お笑いの最盛期は?TVが一番輝いていた時期でもありました。
フランク・シナトラのように、マニアックなバーのお客に洒落た笑いを提供するような?そんなちょっとインテリジェンスな笑いでした。師匠がいなくても自分の実力でのし上がった芸人?タレントそれがタモリさんでした。
一言で言うと・・・
稀有なエンターティナー しし座の人