Margrethe II
前国王フレゼリク9世の第一王女(第1子)、母はスウェーデン王女のイングリッド王妃。
出生時点では王位継承権はなかったが、法改正により継承権を得、父王の崩御に伴い1972年に即位した。
影響力大
10室おひつじ座太陽、木星
うお座MC、水星
アセンダントかに座
1室しし座冥王星、月
ホロスコープ占い
主星の太陽がほぼ南中を上昇し、さらに東から月が上昇するという、まさに今生で輝くために誕生した人物です。10室のおひつじ座太陽は、アグレッシブで活発でとにかく元気です。その元気の源は、コンジャクションの木星が影響しています。
しかし強いパワーを感じるホロスコープです。それはアンギュラー室に、太陽、木星、土星、月、冥王星という個人と社会の強い影響下にあるからです。マルグレーテ女王の、不屈さは人物像の強さもありますが、戦争体験者という現実にあった世代を乗り越えた人物としてもさらに屈強さを感じます。
とても陽気で暗さがない。
こういう自ら光源を持っているというか、明るいオーラを持っていると、光源に虫が集まるように人もまた、生物原理に従い、無意識に集まるのです。誰しも真っ暗なさらに暗いところに行きたいとは思いません。当たり前です。それは暗い=死 明るい=生 という単純明確です。陰と陽。
人も同じです。現在自分を考えて見て、人が寄り付かない?人気がない?人気がある?他人から話しかけられる?という日常があるなら、それは自分が発している光源オーラの室が関係しています。女王には、男勝りの活発さがあります。
そしておうし座の土星では、
太陽とほぼコンジャクション関係にあり、木星と土星が太陽をサンドしてるという不思議な状態です。土星には、伝統と継承、権威があるのです。ですから、必ず女王になることは、誕生して当たり前のように方向が決められていました。
それが宿命と言うものでした。父親との関係が強く、帝王学を父から学んだと言えます。とはいえ、一筋縄ではいかないのが人生ホロスコープというものです。1室しし座冥王星がアセンダントにピタリとコンジャクション合の関係にあります。さらにしし座月があります。
この影響は人物に多大な影響を与えます。冥王星は世代的に影響されるので、この時代の世代的、冥王星は、第二次世界大戦を体験した戦争世代でした。それはマルグレーテ女王の人生に深く影響しています。戦争によってデンマーク事態も混乱の真っ只中に巻き込まれました。
そして戦後デンマークを
復興したのは、王室でした。女王はある意味好戦的なので、油断すると他人を傷つける行為があります。それはおひつじ座の持つ、ネガティブマインドにあります。それは国の方向性を決めていくのは、君主としての資質ですが、賛成派反対派を調整しなければなりません。
そこには、排除もあるでしょう。ある時は冷酷な判断もあります。そんな時、やさしい、親切、寛容とはかけ離れた冷たい人物となります。そこには、一国の長としての役割を背負わなければなりません。
それは恋愛も同じです。
11室のふたご座火星と金星では、異性関係が活発です。ある意味男女隔たりなく恋愛感情にもつれます。しかし、そのもつれは悪い意味ではなく、サバサバした友人関係のようにあっけらかんとしています。
友人知人の関係性はそうですが、肝心要のフィアンセは、そうした仲の良い友人から選ばれた由緒正しい人物となります。そこは怠りません。なぜなら権威主義が絶対にあるのです。
王室という権威を
背負う女王は一生の宿命なのです。女王にとって今生での宿命は、私生活を充実させることです。あまりにも公的ばかりが生活の主流になりますが、本来はプライベートな私生活を充実させることで、魂の安らぎを得ます。
それは気づきと気づかないの違いですが、気づかないのは、他の要因に遮られているからです。ただの石ころが実はダイアモンドであるように、社会生活をしていると、自分本来の姿が見えないものです。
幸いマルグレーテ氏はリーダーにふさわしい人物です。デンマークにはケルト文化、歴史と伝統のバイキング文化があるのです。また国主の器ではない、ふさわしくない人物がトップになると、国は腐敗して崩壊します。会社社長になれても、一国のトップになれない人物がそういう意味です。
人心を掴む政治家、ビジネスで多くの顧客を得る人は、根底から種類が違うのです。さらに言うなら、魂の質、魂の価値が違うのです。人は生まれながらにして平等ではない
人一言で言うと・・・
男勝りのパワフル女王!?