上皇后美智子
（在位: 1989年〈昭和64年〉1月7日 - 2019年〈平成31年〉
4月30日）、上皇后（在位: 2019年〈令和元年〉5月1日 - ）
旧名は正田 美智子（しょうだ みちこ）。
本命星 -> 三碧木星 戌
月命星 -> 六白金星 亥
日命星 -> 六白金星
傾斜宮 -> 坤宮傾斜
0才 1934年 甲戌 ０地点 生
89才 2023年 癸卯 健康
戌年
快活で活発。義理堅く、高潔な面があります。一度信じた信念、人、物事に熱中しますので、行き過ぎると他人との対立関係を生じる結果になります。一歩も下がらないので益々悪化する場面があります。しかし要領がよいのです。
パワーバランスが自分に不利に働くと思うと、すぐに下手に出ます。そのような要領のよさがあります。ただしこの傾向は、幼少時に見られます。人生経験のない幼少期では、干支の性格がそのまま表にでるのです。これを経験によって勉強し、修正していくものです。
また自分でこう「思ったこと」をすぐに口出すので、口は禍の元となります。ついつい言わなくてもいいことを言ってしまう。それが争いの元になります。一度このような関係になると、人気だったのに、人が離れていきます。
そこで自分の信念を貫き通すと、人の輪に入れないという偏屈になります。人の話に耳を傾けて、こころにゆとりを持つようにすべきでしょう。もともとは素直な人ですから、落ち着いて話せば良いのです。言葉に反応するのではなく、少し考えてから反応する癖を持つように心がけるべきでしょう。
自分より力がある相手に対しては、服従するのを当然とするが、相手が弱い立場にあると思うや否や、非常に高圧的になります。そのような裏と表がハッキリしている。しかし相手を間違えると途端に臆病となり、平身低頭になります。その身代わりの速さは周囲を驚かせます。
しかし本人はケロッとしています。その点は非常にドライな感覚と言えます。バックが大きければ大きいほど威張り散らす稚拙なタイプ。しかし様々な人生経験から学び、同じ趣向を持つ者同士が一緒になりグループ群れをなすタイプ、一匹狼的になって行動するというタイプに別れます。当然後者のタイプは人生の成功者となります。
経験から自分の欠点を克服し、長所を生かすことができる人は成功者となるのです。そして忠義が強いのです。いったん「この人」と決めたら、裏切らない義侠心が特徴です。人物で言えば忠臣蔵の大石内蔵助です。 あんがい単純な人なので、よく人に利用されてしまうというオチがあります。
坤宮傾斜
九星では二黒土星になります。坤は女性や母を表しますので性格は温和でおしとやかな人が多く、保守的で地道にコツコツやるこ性質です。代表になるよりも補佐的な立場のほうが成功しやすく、地味ですが、大小限らず、組織においていなくてはならない重要な人物、副社長、腹心的存在のほうが成功します。
無理をして自分が台頭して主張すると、思わぬ反撃や、攻撃、をうけることになり、計画がとん挫します。それは、生来の器というものが決まっていて、器に合わないと、様々なところでひずみ、トラブルが起こるのです。
それを「身の丈に合わない」と言います。若い頃は控えめで自分を表に出さないので、周囲から「何を考えているのか？」とネガティブ意見がありますが、徐々にその評価は信頼と信用に結びつきます。そしてまじめに働いた努力が晩年を保障するのです。
気学では坤宮傾斜の土は植物が芽生える大地を表すので、育成という意味から「母なる大地」と呼ばれています。なので、母のように優しく物事を受け入れ、面倒見がいい特徴があります。
忍耐強い性格でもあるので、途中で物事を投げ出すことなく、継続できる力を持っています。そのため、坤宮傾斜の人は基本的に真面目で真っすぐな一面を持っています。
また、坤宮傾斜は物静かで落ち着きのある星でもあるので、本命星が明るい星の場合、そのギャップに周囲は驚かされることでしょう。
「意外と根は真面目なんだよね?」という評判の人には坤宮傾斜の人が多いかもしれません。また坤宮傾斜人は、物事を受け入れる受容力を持っている分、良い事ならいいですが、悪いことも安易に受け入れてしまう。
我慢しても引き受ける。その溜まったストレスがマグマのようにグツグツ煮え始め、いつか噴火して感情を爆発させてしまう。ヒステリック！？普段優しい人が怒ったほど、恐いものはない。
０占い
０地点生まれなので、出生において数々のトラブルがあった。それは個人的な身体状況もあれば、家庭内の問題が大きくあった。そんな困難の中誕生したので、性根逞しくサバイバルな生涯を生きるようになります。逆に・・・逆境において、反社会に陥る人もいます。
それはやはり、成長する過程において関わる大人たちがどのような教育、指導をしてきたか？で人格形成が大きく変わるでしょう。それが暗剣殺生まれの人の性質です。これらから言うように、逆境の強さは並外れているのです。
戌年の人は、愛嬌があるので、よく人から好かれる傾向があります。それは人生において非常に重要な出世要素のポイントです。他人に敵対心を持つ人は、やはり他人からも煙たがれるし、なにせかわいくない。それは至極当然です。一方的に好かれたい？と思う人が多いのですが、かわいいアイドルならいざ知らず、ふつうの常識ではありません。
好かれたい、人気になりたければ、ワンちゃんのように？かわいく？器用に？立ち回るべきです。しかし琴線に触れれば当然噛みつくのです。本来が依存体質なので、ご主人の命令や上からの指示は絶対従います。それは服従とも言えます。服従体質が合っています。上司の命令は絶対です。非常識であってもそれを通します。
主たる立場になれば、まったく役にたたない、会社を潰すだけのワンマン経営者になります。それは組織全体に悪影響を及ぼし、いずれ最悪な憂き目に会います。無理をして背伸びをすればするほど、無茶、横暴あるのです。トップとは？最初から備わった素質です。
これはよい大学を卒業しようが、ベンチャーを心がけても、依頼心が多い坤宮傾斜には、ムリがあります。どうしても経営者になりたければ、組織を離れたほうがよい。それは組織では結局中途半端に終わるからです。その実力はあってもです。
美智子上皇后は、皇族の歴史を塗り替えるという庶民が皇族になった。これは当時の状況を知れば、奇跡的な出来事でした。それを成し遂げる潜在的な力と運命力を持っていました。しかし月命星に亥があるので、強引な突破力は侮れません。出生年月日に亥あるだけで影響力を及ぼします。これは本人の頑固さ、強引さにプラスアルファします。
もしあなたに、亥が年月日に持っていたならそれは頑固気味と言えます。それがブレーキとなるか？ならないかは、経験値によるものです。
占いとは？
性質の下地です。見取り図、設計図です。プレゼンでいうなら、最初のプランです。時間が経過すればいろいろ問題が出てくるわけで、それに対する変更点、付け加えたり、削除する作業があります。
誰にでも当てはまる！？人はだいたい同じような事を考え、行動するものです。特に日本人において。しかし微妙に違うのはそこに個性があるからです。そして経験値です。チャンスとは？活用できるか？できないか？そこに成功や失敗があります。
個性とは？つまりさまざまな性質の濃淡、濃いか？薄いか？に過ぎません。それを判断するのが占いです。その性質の要素はデタラメ？当てずっぽう？ではなく、歴史上、古代から受け継がれてきた文化文明の一つです。天体の動きやインスピレーションにあります。それを迷信と言うのは簡単です。
なぜ生きるのか？なぜ死ぬのか？なんのために生きているのか？そういう疑問を解決できるのが占いです。方向性を間違えると無駄な苦労をする人生になります。無神論者はご勝手にというところです。
