エリザベス・アレクサンドラ・メアリー・オブ・ウィンザー
(Elizabeth Alexandra Mary of Windsor)
エリザベス2世
Elizabeth the Second
イギリスのウィンザー朝第4代女王(在位: 1952年2月6日 - )
Elizabeth the Second、1926年4月21日
イギリスのウィンザー朝第4代女王(在位: 1952年2月6日 - )
影響力大
3室おうし座太陽
3室おうし座太陽と7室しし座海王星
7室しし座月
影響力中
アセンダントやぎ座
6室かに座ドラゴンヘッド
ホロスコープ占い
今年で95歳というご高齢で、現役で公務をされているエリザベス女王陛下です。数年前にご体調を崩されましたが、その後の不屈の精神?で復活されました。英連邦の世界規模は貨幣や地名にもあるように、その存在感はワールドワイドです。イギリス貨幣にもエリザベス女王が記され、コインにもエリザベス女王の横顔があります。
これほど国民から支持と信頼を持った人物は、ローマ法王以外には他にいないでしょう。ジョージ5世の子でありますが、ジョージ6世は吃音症に悩まされたという逸話もあり、人間的に親近感を覚えます。完璧ではない王を支えてきたイギリス国民は、どこか日本と似ています。同じ島国というところでしょうか?そんな歴史ある英連邦を背負ってきたエリザベス女王とはどんな人物でしょうか?
一人の女性が歴史を背負う尊さ
それは宿命として、いずれ王室の家族として担うべき歴史の重さがあったでしょう。その重苦は庶民にはわからない。太陽はおうし座ですが、おひつじ座の影響も多分にあります。それは室と室の間の間にあるからです。例えおうし座であってもおひつじ座の影響を受けるのです。内向性が強く、どちらかと言うと他者に対して謙虚です。
土星という重圧に耐える運命
落ち着きのある雰囲気はやぎ座の落ち着きがあるからです。若い頃は相当な美人でありましたが、それを自負することなく、伝統に則ってこられました。それは、MCに土星という錘が乗っているからです。さそり座の土星は、表面に見える伝統形式というよりスピリチュアル的な霊的な系譜です。
そう逃れられない。特に土星が特化しているのでその呪縛から逃れることはできない。1室みずがめ座火星が激しく自由を求めますが、オポジションにある7室しし座月がその衝動をうまくかわします。それにより火星の衝動は鎮火していくのです。ですから若い頃は相当、自分の存在意義を疑問視したでしょう。それは歴史伝統に生きている生き証人だからです。生きているだけでそれが歴史になるのですから、相当な覚悟と帝王学が必要です。
本来は自由、平等、博愛を愛する女性
そして1室みずがめ座木星が火星に強く関係しているので、火星の衝動は塵と消えます。みずがめ座は自由を愛するので、本来であれば息苦しい生活には耐えられません。しかしそれ以上に7室しし座の月は、周囲に渇望され熱望され励まされば、女王として弥が上にも引き受けざるを得ないのです。本人が望むか望まないか?より周囲がエリザベス氏を女王に仕立て上げるのです。
それはその人から伝わる威厳と雰囲気と気品にあるからです。6室にドラゴンヘッドがあるので、全体的には健康そのものです。不摂生さえしなければ健康に過ごせます。その健康を維持することが今生に与えられたテーマとも言えます。日本の皇室と比較されますが、共通するのは、伝統と格式です。これができる人物が君主となるわけで、この君主たる皇帝学を学んでこそ、国民から信頼を得るのです。
英国人気質 モンティ・パイソンとミスター・ビーン!?
イギリス人は、英王室に愛着があり尊敬をしています。それは、エリザベス女王の行動や仕草、発言、思想が一貫しているからです。日本の天皇陛下がそうであられるように毅然と国民と一丸となって国造りをする根源があれば、国民は安心して皇室や王室を支えていくのです。
未だに愛されるダイアナ妃
イギリス人から最も愛されたダイアナ妃は、不幸にも不審な事故死でした。未だに事故原因が不明です。それは英王室へのバッシングのネタにされました。それを回避したのがエリザベス女王の言葉でした。お言葉がなかったら国民は失望して、王室を捨てるかも知れません。しかしそうならなかった。それはエリザベス女王にお言葉にありました。
生きている英国史 それがエリザベス女王陛下
エリザベス女王を一言でいうなら、伝統の重圧に耐え歴史と伝統を守るおうし座の人です。英国の歴史を一人の人間が背負う重さを理解できますか?それに耐えきれず離脱する人は大勢いますが、堂々と歴史を背負う姿は神々しいです。まさに神に選ばれた人物です。