パブロ・ルイス・ピカソ
Pablo Ruiz Picasso
ジョルジュ・ブラックとともに、キュビスムの創始者として知られる。
生涯におよそ1万3500点の油絵と素描、10万点の版画、3万4000点の挿絵、300点の彫刻と陶器を制作し、最も多作な美術家であると『ギネスブック』に記されている。
影響力大
4室さそり座太陽
5室いて座月
4室さそり座太陽とmcと10室おうし座土星
12室かに座火星
影響力中
3室てんびん座金星
4室さそり座水星
5室いて座ドラゴンヘッド
ホロスコープ占い
言わずと知れた芸術家ですが、その天才的?想像力はどこから湧き出しているのか?を以前から興味を持っていました。生涯芸術家として旺盛な活動を続けました。そんなアクティブ、エネルギッシュに活動してきたピカソ氏のホロスコープを観てみましょう。
まず本来はさそり座の太陽にありながら、しし座的要素があるということです。本来は部屋にこもって制作に没頭する人ですが、見栄というか自己顕示欲が強いのです。それが人生における生涯の目的達成なのです。そして多才な理由は5室のいて座月に象徴されるように、常に新しい感性、新しいアイデアに趣向があります。
多才の理由
ですからひとつのことに囚われず、なんでも興味を持ったことを次から次へとやるのです。そして飽きるというよりやり遂げて新たな境地へ行く。しかしまた戻ったりする。それが死と再生の冥王星があるせいですが、制作しては壊し、壊しては制作するという職人気質のようです。気に入らないとなんなく捨ててしまう。
洞察力と猜疑心
人間関係も同じです。常に疑い深いさそり座の人は、安易に自分を見せませんから、気に入らないと二度と縁をもつことはありません。ですから、ピカソ氏に批判的な人とは一切関わらない。ですからとても気難しい印象です。しかし心を許す相手であれば、大事に家庭を守ります。すごく家庭的な人なのです。家庭が平和であれば多くの傑作を世に排出して、さらなる名声を得ます。
家庭重視のピカソ氏
どちらかと言うと派手な印象がありますが、実は、家庭的な人であまり公の場に出ない人でしょう。その対局にあるのは、サルバドールダリ氏です。ピカソ氏は黙々と工房で一人制作に没頭しました。ピカソの天賦的才能の源泉は、やはり5室いて座のドラゴンヘッドにあります。
好きなことへ没頭
人生の目的、目標はこの5室いて座にあります。ピカソ氏の才能とは?好きなことを没頭することでした。これは案外簡単なように見えて難しかったりします。というのは芽が出ない芸術家は星の数ほどいるからです。その中でキラ星の如く輝き、世に認められるのはごく一部の人です。
ドラゴンヘッドの存在
しかしピカソ氏の場合、月がいて座にあります。運勢を語る上で重要な月は、幸運なドラゴンヘッドにバックアップされることで運勢が強靭になります。すなわち少しの努力でも成功するという意味です。一生懸命に努力してもダメな人がいますが、そういう人は単に努力以外にもギフトが必要になるのです。
運勢のギフトアリ?ナシ?
運勢のギフトはある人とない人がいます。これは不公平ではありますが、皆が皆成功するとは限らないのです。要はこのギフトをしることにより人生の成功者となります。それがドラゴンヘッドなのです。ピカソ氏の時代背景はゲルニカに象徴されるように、スペインで内戦がありました。
時代背景と才能の源泉
この時代は所有の時代で、物や資源を所有する物欲の時代でした。ですから貧富の差が歴然とありました。そんな中でピカソ氏は、工房でひたすら自分の芸術を追求していました。芸術家の成功は、母の影響にあります。なんでも与え、好きなこと推奨してどんどんピカソ少年の才能を開花させました。
厳格な父の影響力
それがピカソの芸術家への成功の鍵でした。反面父は厳格な人物だったでしょう。そんな自由奔放は反対の立場だったでしょう。ピカソはそんな父に反抗しました。しかし結果的に自分の芸術をビジネスとした才能は、父親由来にあります。天才?かどうかわかりませんが、ピカソ氏は好きなことだけをやって成功した芸術家です。
生涯自己探求をし続けたピカソ氏
商業ビジネスともなれば、発注先から「ああでもない、こうでもない」と注文をつけられます。そういう商業芸術とは無縁にひたすら己の芸術を追求した人物です。一言で言うなら、徹底的に自己追求し続け到達した境地のさそり座の芸術家。