宅間 守
1963年〈昭和38年〉11月23日 - 2004年〈平成16年〉9月14日
2001年(平成13年)に附属池田小事件を起こし、2004年(平成16年)に死刑を執行された。
影響力大
いて座太陽、火星、金星、水星
影響力中
さそり座海王星
おひつじ座木星
ホロスコープ占い
いて座と、みずがめ座の強いホロスコープです。いて座太陽では、ノーアスペクトなので、本人は自立しにくい、というか本人が不在なのです。いくら本人が自覚があって、自分らしさを強調しても、中身が空っぽの無責任なのです。太陽が他の星と関係し、アスペクトを形成することで、メリハリのある個性的な性格になるのです。
性格にメリハリがないとのっぺらぼうな無性格になります。他人はこの様子を見て、何を考えているのか?わからない?と言うでしょう。しかし生きているわけで、経験値から自分という形と私という意識を持ちます。それが例え自分の本位ではなくても、別人格の私が作られます。
これはある意味本人が別の霊魂に乗っ取られたような印象です。自分をコントロールできない自分?そして居場所のない。こころの拠り所がない。
月の存在感
みずがめ座月がいくつかの星に関係しています。一番影響力の強い、土星、その次に火星、金星とあります。そして海王星があります。これらの星は、決してプラスにならない。どちらかというと、マイナスに働きます。それは月はメンタルを支配しているので、そのメンタルが数々のネガティブ星に影響されると、月が落ち着かず、すぐに影響されてしまうのです。
影響されるのは良いのですが、あまりにも影響されることが多いと、一定の考えが固定せず、絶えずフラフラした状態、ハングリーな飢えた状態になります。ホロスコープ上での、一番の安定は太陽と月がポジティブに影響されるアスペクトがベストです。
余談ですが、成功者の人は、太陽と月が相互に関連することが多いのです。心身のバランスが両立しているからです。現実と自分をしっかりある。単純そうに見えてなかなかそうはいかない。現実にギャップを感じながら、着実に自分の仕事をこなしていくのです。心と体のバランスは生活において必須です。
月と火星と土星
宅間氏は月が土星と強く影響されているので、伝統的なモノ、古典的、戒律、父親との関係性が強いといえます。それは、拒否できないくらい強く影響するのです。みずがめ座土星なので、本人の自由意志に反して、真逆に押し付けられます。人は自由を侵害されるとものすごく反発します。例え幼少期において、その反発を押さえてきたとは言え、成人になれば、反発の反動が社会に向かいます。
火星の発火点
それがいて座火星とのアスペクトにおいて、発動するのです。いて座の火星は、外交的にエネルギーが発散されるので、外へ火星の反動が向かいます。その対象は、自分以外になります。火星と月、火星と土星は、非常に根が深い闇があります。
激しいメンタルなのにそれを無理やり自制する・・・いわゆる精神的に不安定になる。いて座の人なのでどうしても派手に生活してみたいのです。どこか能天気で単細胞です。
獣が野に放たれる?
ただ成人になってもまるで子供のような未熟だと社会生活ができません。ですから、人は経験値と親のしつけで自分という個性を知り、社会とお付き合いしていくのです。最低のルール、法律、基準がなければ、落ちこぼれとなり、社会生活ができなくなります。克服すべき欠点は成人前に解決しなければ、自分で自分の首を締めるようなものなのです。
現実を直視できない夢想家
さそり座海王星では、メンタルの月が影響されています。本来の位置なので、さそり座の影響が強く働きます。酩酊状態になるとか、本人の自覚ナシの無敵で行動するのです。月に影響されるので、雰囲気や気分の優先順位が高くなります。自己破壊的な行動であっても、構わず実行します。月が不安定であればあるほど自覚ナシの無敵状態で行動します。
おひつじ座木星では、月と影響しているので、非常に楽天的です。それは他の人を楽しませる個性だったら、お笑いやエンターティナーとしての度量はあります。そこへたどり着くには、自分の欠点を知り自分をコントロールすることです。人は安易に生きていると、どうしても楽な方へ楽な方へ流れていき、努力を怠ります。親ガチャを間違えたから?は理由にならないのです。
一言でいうと・・・
自分という主体が不在の いて座の人
犠牲になった子どもたち・・・改めてご愁傷様です。